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Primitive Ocean

 元々はゲームとアニメの感想を書いていたのですが、現在はほぼアニメ(ただし更新頻度は遅い)。あとたまに映画とか。

進撃の巨人 Season2 第32話「打・投・極」

 第二期で特に期待していた、エレン巨人体と鎧の巨人との対決の場面でしたが、思わず見入ってしまいましたね。お互いの信念を賭けた、まさしく激闘とも呼べる戦いが見事に描かれていました。ただ最後の、超大型巨人が落ちてくる場面は、長ったらしい印象があって、ちょっと構成が悪かったかな、とは思いましたが。

 調査兵団が超大型巨人に挑みかかる場面も、スピード感があって良かったですね。

 ハンジさんが巨人化したエレンとコミュニケーションがとれたことでものすごく感動していたところを、ミカサが病んでる目で見てて、そういえばミカサってこういうところもあったな、とか思い直してしまった。

進撃の巨人 Season2 第31話「戦士」

 ライナーが自分の正体を明かす場面は、恐ろしいくらい淡々としているんだよね。アニの時みたいに、調査兵団が少しずつ追い詰めていって、最終的に巨人化せざるを得ない状況に持ち込んでいくのとは対照的なんだけど、これは観てる(読んでる)側に考える暇を与えず真相を暴露して、その後のシーンのインパクトを強めるためなんじゃないかなぁ。

 エレンがライナーの真意を確かめようとしている場面の、動揺を押し殺しているエレンとか、自分の発言に困惑しているライナーとか、迫真の演技だったな。

 前期で描かれた伏線がきちんと回収されました。あの時アルミンは女型の巨人の行動に疑問を抱いていたけど、その時は結局疑問に思っただけで、すぐ女型の巨人との対決に移ってしまいましたし。

 サシャの報告ってそれだったんだ。ってかサシャ一人だけ空気読めてない。

進撃の巨人 Season2 第30話「ヒストリア」

 自分の本当の名前を明かすときのクリスタちゃんがマジ天使過ぎて凄まじいことになっていた。作画担当は恐ろしく気合を入れていたに違いない。

 雪山訓練のシーンで、エレンたちが捜索に向かおうとしていた場面が追加されてたな。というか、マルコに、トーマス……。

 立体機動のワイヤーは2つあるから、戻す時の角度によってはアンカー同士が絡まる危険性もあるわけか。だから使いこなすにはそれこそ命がけの訓練が必要になるわけだな。

 ユミル巨人体が、昔自分たちを襲った巨人だったと気付いたことに動揺していたから、ライナーはクリスタの足を掴んだまま離さなかったんだろうけど、あの角度からすると、うっかりクリスタのスカートの中が見えてしまって、それで動揺してたようにも見える。直前に結婚を決意していたし。

ねこあつめの家

 まさかの実写映画化となった作品ですが、ねこあつめを現実世界で再現すると、こんな感じになるんだろうなぁ、という内容の映画でした。ねこを集めるためにグッズを買いそろえ、餌を用意し、色々なねこが訪れるようになって仲良くなっていく過程は、まんまねこあつめでした。

 ただストーリーの方は、ほのぼのしているだけでなく、シリアスな場面ではきっちりシリアスにやっていましたし、現実世界の厳しさと、自由奔放に生きるねこ達との対比が上手く表現されていたと思います。恐らくは狙ってやっていたんだと思うけど、ヒロインのミチルは、わざとらしさが感じられず、リアルでもこういう人居そうだなって思いました。

 原作での「顔」はしろねこさんだと思うのですが、意外にもしろねこさんは登場せず、代わりにちゃはちさんが「顔」になっていました。というかねこの演技とか大変だったんじゃないかなぁ、って思います。こんなにたくさんのねこが登場する映画っていうのも珍しいですし。

 映画館は満員でしたし、子供連れとかも結構来ていて、ねこが登場すると「かわいー」なんて声をあげてました。こんなに人気なのに上映館少なすぎるだろ、って思いました。

進撃の巨人 Season2 第29話「兵士」

「結婚しよ(イヤ…助かる)」

 クリスタみたいな美少女が目の前でスカート破くのを見たら、そりゃあライナーでも正気を保てなくなりますわ。……奴らのケツにぶち込むとか言ってたけど。

 最悪の状況の中、活路を見出そうとする展開は、壮絶でしたね。ナナバが死ぬ場面が原作よりも詳細に描かれていて、より絶望的でした。

 缶詰に書かれている文字って、よく見るとカタカナなんですよね。それを読める読めないが重要な伏線でもあるわけですが。

 みんなベルなんとかさんのことをベロベルトとかベルトルトとか間違えるなよ。正しくはベルベルトだろ。

進撃の巨人 Season2 第28話「南西へ」

 ライナーとユミルのやり取りとか、原作だと重要な伏線がいくつか描かれている話なんだけど、演出なのか飛ばされていたな。後々回想ってかたちで描かれるんだと思うけど。

 サシャが報告を持ってくる場面って原作にはなかったけど、なんだろう? そして相変わらずの芋女。

 藤原啓治さんは病気療養中か。

 小鹿が仕事してた。トロスト区では醜態を晒していたけど、あそこまでの異常事態が起きなければそれなりに有能、ってわけか。

進撃の巨人 Season2 第27話「ただいま」

 サシャが輝く回。というか以降しばらくはサシャが活躍する場面ってないし。

 故郷に帰り、父から認められたサシャとは対照的に、コニーには悲劇的な結論が待っているんだよなぁ。

 そういえば、ライナーの問題発言がまだだったな。

進撃の巨人 Season2 第26話「獣の巨人」

 冒頭から飛ばしまくってるな。最後のミケの死に様が壮絶だった。リヴァイ班が全滅した時もそうだけど、希望を信じるたびに絶望に突き落とされるっていう展開が何度も起こるのがこの作品だからなぁ。

 幻の巨人が姿を現す場面は、原作とは異なってるな。原作だとアニが倒された直後に現れるから、ミカサは目の前で幻の巨人を見ているし、その後のニック司祭とハンジのやり取りも、ニック司祭のセリフがかなり削られているし。前期でとりあえず話に区切りをつけるために展開を変えたことが影響しているのだろうけど。

 27話のサブタイトルが「ただいま」なら、28話のサブタイトルは「おかえり」になるのか?

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章「嚆矢篇」

 TVアニメの「宇宙戦艦ヤマト2」のリメイクにあたる作品ですが、「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編なので、設定面は大きく異なっていますね。特に地球がガミラスと同盟を結んでいて、ガトランティスと対峙しているというのは大きな変更点ですね。進水式の場面では、地球とガミラスの同盟が宇宙に平和をもたらす、みたいな感じの演説になっていました。ただその同盟も、お互いの思惑の違いから、なにかの拍子に崩れてしまいかねない不安定なもの、という雰囲気でしたが。

 冒頭に出てきた僧侶っぽい人たちが身に着けていたローブには、恐らく空間磁力メッキが施されているんだろうな。これで敵がビームを撃ってきたら跳ね返そうとしたんだろうけど、空間磁力メッキは物理的な攻撃には全く効果がないので、あっさり殺害されてしまったのだろう。で、その技術をなんらかのタイミングでヤマトが受け継いで、真田さんがヤマトに搭載させる、って流れになるんじゃないかなぁ。

 というか真田さんの完璧超人っぷりが相変わらずだった。もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな。

この世界の片隅に

 素敵な映画でした。魂がふるえた、と表現するべきなのか。ストーリーの素晴らしさもそうですが、緻密な時代描写や、映像の美しさもあって、感動しました。

  戦時中を題材にしているという作品だと、反戦とか、戦争の悲惨さとか、そういうのがテーマとして描かれることが多いのですが、今作はそういうことではなく、戦時中という状況においてもなお、家族を守り、帰るべき家を守り、日常を守り、それがやがて幸せに繋がっていくんだ、ということを描いていました。

 自分の「居る場所」を、「居るべき場所」にしていく。この作品で描かれているのは、まさにこういうことなんだよね。過去に1回会っただけの周作のところに嫁いでいったすずにとっては、呉という土地は右も左も分からず、心の底から頼れる人もいない。最初のころはむしろ、広島の方が自分の「居場所」という印象が強かった。しかし呉で色々な経験をして、周作や家族とも心を通わせるようになって、出会いと別れを繰り返していくうちに、やがて呉の家が自分の「居場所」に変わっていく。焼夷弾が家に落ちてきた時に、逃げるのではなく、延焼を食い止めようとしたのも、そこがすずにとっての「帰るべき家」になっていたから、なんですよね。

 悲惨さ、というのはもちろん描かれていました。特に晴美が亡くなって、すずも右手を失う場面は、これまで当たり前のようにあったはずのものが永遠に失われてしまう哀しさ、絶望感が、これでもかっていうくらいに叩きつけられてきましたね。その重圧に耐えかねて、一度は広島に帰ることを決めるすずでしたが、自分のことを憎んでさえいたと思っていた径子の本当の気持ちを知って、自分はここに居たい、居なければならない、という自分の気持ちに気がついたのでしょうね。

 ラストに登場した孤児の少女はまるで、晴美が亡くなった直後にすずが考えていたこと、もしかしたらあったかも知れないもう一つの未来、自分が死んで晴美が助かった世界から、すずが連れてきたかのようでしたね。この少女をすずが助けることができたのも、すずが自分の家を守ることができたからであって、幸せを守ることは、いつか誰かをその幸せで救うことだってできる、ということなんだと思います。

 当時の人々の暮らしや考え方もきちんと描かれていて、丁寧に作られているという印象でしたね。とても良かったです。