ティアーズ・トゥ・ティアラ 第５話「ロンディニウム」

　タリエシンがうたわれるもののチキナロみたいに見えるな。実はガイウスの手先で、独自にアルビオン島を調査してたんじゃないのか？　蛮族の縄張りとか言ってたから、その蛮族から情報を得ていたのかも知れないし、例の追跡者も案外タリエシン本人だったりして。まあもしかしたらガイウスとは無関係で、単にゲール鍋を見てアルサルたちがゲール族だと分かったのかもしれないが。それにしても、タリエシンのかまをかけているような質問に対するアルサルの答え方は、あれじゃ自分たちがゲール族だと認めているようなもんだぞ……。
　アロウンたちは帝国の物資を横取りする作戦を決行しましたが、ガイウスのほうが一枚上手で、偽の輸送隊を用意してわざと襲撃させ、アロウンたちの拠点の位置を探り出そうとしていましたね。アロウンが機転を利かせて、荷馬車を障害物にして道を塞ぎ、ガイウスの追跡を不能にしたため事なきを得ましたが、あそこで感情的になってしまうあたり、やはりアルサルはまだまだ未熟者だということなのですね。