地球へ… 第７話「反逆のシロエ」

　ふむ、やはりキースは単に優秀であるというだけではないみたいですね。シロエは、キースはマザー・イライザの申し子だと皮肉ってましたが、実際のところマザー・イライザによって生み出された存在じゃないかって気がします。それなら過去の記憶を一切持っていないことや、同じシャトルに乗ってきた人間が誰もキースの事を知らないのも説明がつきますね。キースがあそこまで冷静沈着で、そして人間の心を理解できないのも、人間と接する機会がなかったからなら納得がいきますし。ただ、キースは人間の心を理解する機会が与えられていなかっただけで、感情が無いわけではなかった。だから今回発生したいくつかの事態を通して、キースは自分の心や言動に疑いを持つようになり、最終的にはシロエの挑発に反応してしまったのでしょう。
　作中に出てきた宇宙クジラってシャングリラのことだったのか？