地球へ… 第６話「ステーション E-1077」

　話の感じからすると、キースがもう一人の主人公ってところなんでしょうね。マザー・イライザが第一段階合格と言っていたことや、明らかにキースを特別扱いしている感じからすると、あの事故はキースを試すために意図的に起こされたと考えられるな。本当に優秀な人間ならどう行動するかを見極めたって感じだったのだが。
　成人検査で記憶を消している意味が今まで分からなかったけど、なるほど、一旦記憶の大部分を消去したうえで、自分たちが生み出された目的を説明することで、新たな価値観を植えつけるためだったわけか。しかし、同じように記憶を消去されているにも関わらず、キースにはそれが全く通用していなかった。冒頭のキースが倒れていたという話も気になるところだし、本当に成人検査で記憶が消去されたのかどうか疑わしいな。最初からなんらかの目的のために生み出された存在だということもありえそうだ。