Primitive Ocean

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魔界戦記ディスガイア 第12話(最終回)「愛…戦いの果てに」

 1クールだったためちょっと説明不足な感じがあり、かなり憶測が混じってしまうのだが、恐らく天界というのは法や秩序を遵守することが最重要とされる世界なんだろうね。ラミントンは大天使というからには、秩序を維持し法を守る事を自らの信念として生きてきたのだと思う。あの時フロンに罰を与えることはラミントンの目的にとってなんの意味も持たないし、それどころかそれが自らの死に繋がることだって理解していた。しかし哀しいことに、ラミントンは完璧なまでに天界の法を守りきっていて、それを信念としていた。だから彼は、フロンを罰するしかなかった。また、たとえ自分が悪者になり、その結果殺されることになったとしても、最終的に自らの目的が達成されればそれでいいという考えにまで行き着いていた。ラミントンの愛のかたちは、あまりにも不器用なものだったと言えるだろう。まあ、死んで償うとかいう思想は無責任とも言えるのだが。
 それに対してブルカノは、歪んだかたちの愛すら持ってなかったな(笑)。
 最後のオチは、さすがはラハールって感じでしたね。