Fate/stay night -Unlimited Blade Works- #10「五人目の契約者」

　セイバーと葛木先生の対決は、Zeroの時の切嗣対言峰の対決を彷彿とさせましたね。葛木先生の使う独特の暗殺術である「蛇」も忠実に再現されていました。
　原作ではキャス子さんが葛木先生に問われて動揺したり、葛木先生がキャス子さんの行為を正当化したりする台詞もあるんだけど、尺の都合で省かれましたか。
　黒歴史である旧アニメ版だと、前に投影したことのある勝利すべき黄金の剣ではなく、アーチャーが最後の戦いに赴く直前にチラッと見ただけの干将・莫邪をいきなり投影するという、強引な辻褄合わせが行われていましたが、実際にはアーチャーに強く影響を受け続けていたからこそ、あそこで干将・莫邪を投影できたんですよね。
　あの二人って意外と仲良いよな。まあどちらもある意味、欲望に忠実なタイプだからな。