Primitive Ocean

 長文になる時用のブログ。

進撃の巨人 第18話「巨大樹の森 ――第57回壁外調査2――」

 戦場に咲いた一輪の花とはまさにこのこと。ライナーがそう思うのも無理はない。だが……。
 これまでの巨人は知性がなかったから、巨人にはない知性を武器に人間もなんとか戦えていたものの、その人間の武器であった知性を持った相手に対しては、力の差ゆえ文字通り手も足も出ない。どうあがいても絶望だな。人間がハエを相手にしていて、ハエが人間を殺せるのか? って考えれば分かりやすいな。
 立体起動を使って巨人の急所を狙い、一撃で倒すっていうのは、ダビデとゴリアテの話を意識しているのかもしれないな。ゴリアテは身長3メートルのまさしく「巨人」だったんだけど、ダビデが投石器で放った一発の石が眉間に当たって倒れ、そこを首を刎ねられて倒された。ミカサやリヴァイのような、小柄な人間が強いのも、その話を意識しているためなのかもしれないな。