Primitive Ocean

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ティアーズ・トゥ・ティアラ 第10話「気高き剣士」

 成り行きでアヴァロンに匿うことになったオクタヴィアを敵視するアルサルが、アロウンに上手いこと諭されて、オクタヴィアを見極め受け入れる話でした。ただ帝国憎しで剣を振るってきたアルサルにとって、帝国そのものが悪なのではなく、帝国を操っている人間こそが悪なのだというオクタヴィアの考え方は、アルサルの戦いに対する考え方に大きな影響を与えたでしょうね。
 オクタヴィアがアルサルの剣を見て「粗い」と言ったのは、アルサルは確かに強いけど、それはあくまでただひたすらに実戦を重ねてきた結果であり、剣士としての基本や技術を学んではいなかったからなんでしょうね。しかし、オクタヴィアが子供たちに話していた、剣を持つものの最も基本的な心構えを聴いたアルサルは、オクタヴィアとの対決時にそれを意識して戦うことで、戦闘能力を劇的に変化させ、オクタヴィアとほぼ互角の勝負ができるようになったのでしょう。
 オクタヴィアとモルガンがくっついてしまった……。