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Primitive Ocean

 元々はゲームとアニメの感想を書いていたのですが、現在はほぼアニメ(ただし更新頻度は遅い)。あとたまに映画とか。

CLANNAD

映画

 遅まきながら観てきました。まあ一言で言うなら、前作のAIR同様に、原理主義者立ち入り禁止って感じの内容でしたよ(笑)。AIRほどではないですが、設定面やストーリー展開はかなり独自色が強かったですし。ただ、前作のAIRが、原作を理解していなかったうえに、テーマまで変えてしまったために、説明不足で中途半端な内容になってしまったのに対して、今作はあくまで原作を理解したうえで、朋也と渚の恋愛と、そこから連なる家族愛を中心とし、それ以外のものを切り捨てて2時間作品に纏めたって印象がありましたね。期待せずに観に行ったためか、わりと良くできてたんじゃないかと思いました。原作と切り離して考えればの話ですし、京アニCLANNADと勝負するにはあまりに力不足ではありますが。
 CLANNADの原作は、家族愛、および町と人との結びつきという2つのテーマを主軸に描かれているのですが、映画では町と人との結びつきの方はばっさりカットされていました。ただこれは、両方を描くには尺が足りないので、あえて切り捨てたと考えられます。あと幻想世界、光の玉、平行世界なども切り捨てられてましたが、ここら辺は話がややこしいし、第一どう考えたって2時間で収めるのは無理があるので、この辺りも尺の都合でカットしたのではないかと。それで、家族愛を中心に描いた結果、ああいう話になったのだと思われます。
 朋也と渚が観ていた悪夢は幻想世界に酷似していますが、あれは恐らく予知夢の一種で、二人の未来が抽象的な姿で現れたものだと思われます。なぜ二人があんな夢を見ていたのかというのはさすがに分かりかねますが、まあ運命で結び付けられていたっていうのが妥当な解釈かと。
 杏がなぜか智代の側近になってた。んで、公子さんは幸村先生と智代を足したような超人キャラになってたよ。あと直幸が意外な活躍を見せていた。そしてことみちゃんがゲストで出ていましたが、ってええぇ〜!? ……風子ちゃんは出てこなかった。
 原作のギャグは全てカットされて、オリジナルのものが入れられていたが、あんまり面白くなかったな……。
 原作のように朋也と汐が一対一で向かい合うことで絆を取り戻していくって展開もいいけど、映画のように皆が力を合わせて二人の絆を取り戻すって展開も有りかなって思う。まあ原作じゃそこはゴールどころかスタートラインなんだが。