Primitive Ocean

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planetarian~ちいさなほしのゆめ~ 第3話 「ゆめみの投影」

 良い最終回だった、って思わせるような内容だったな。投影機によって映し出された星空は、世界から失われてしまった、いわば幻想のようなものだけど、それでも屑屋が子供のころに見ていたはずのものであり、その思い出を呼び覚ます、まさしく「タイムマシン」の役割を果たしていたのだな。

 屑屋からすれば、人類は生きていくのに精一杯で、宇宙を目指すなどもはや夢のまた夢なんだけど、過去に人類は確かに宇宙にたどり着いたことがあり、そしてゆめみちゃんが作られたころにはまだ、人類は未来を信じていた。切ない話だけど、いつか現実の人類にも訪れるかもしれない未来の姿なんだよな。