Primitive Ocean

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進撃の巨人 第9話「左腕の行方 ――トロスト区攻防戦5――」

 自分たちとは異質な、それも強大な力を持った存在に恐怖を感じるのは、いつの時代も、どこの世界の人間も変わらないんだよな。ましてその相手が、自分たちが今戦っている奴らと同じ様な存在だからなおさらだ。たとえその相手が、結果的に多くの命を救っていたのだとしてもだ。ただあの上官はいくらなんでも無能すぎるだろ。巨人化したエレンを利用しなければ離脱できなかったのは、補給班が動けなくなったからなのに、その補給班を見捨てて、増援部隊の編成などと口実を付けて逃げ出したくせに、状況が落ち着いた途端に、部隊の多くの人間を救ったエレンの抹殺を図ろうとするんだもんな。あの場にいた上官がもしハンネスやハートマン軍曹キースだったなら、あんな事態にはならなかっただろうし。
 リヴァイ兵士長強すぎ。そりゃ多くの人から期待されるわけだ。そしてハンジさんは……、あの性格じゃ確かに奇行種と言われても仕方がないな。
 今原作の方も読んでいるんだけど、アニメになってストーリー構成に大分手が加えられたんだな。原作も面白いことは面白いんだけど、勢い任せで描いている感じだから、話が整理されていない印象があるんだよな。あと冒頭のエレンの夢の内容が違ったんだけど、原作はまだ完結していないし、アニメはアニメでオリジナル設定になるとかあるのか?