Primitive Ocean

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宇宙戦艦ヤマト2199 第二章「太陽圏の死闘」

 唐突に性欲をもてあます可愛い娘が現れたから、え? 誰この娘って思ったら、な、シュルツの娘だとぉ!! まさか、あのシュルツにこんな可愛い娘がいたとは……。
 旧作だと女性乗組員は実質雪だけだったので、古代と雪のカップルしか成立しなかったのだが、今作では女性乗組員が増員されたので、艦内ですでにカップルが成立しつつありますね。
 ヤマトの最大の武器は異常なまでの防御力の高さとされていますが、今作では波動防壁という防御シールドがあるとのことで、防御力の高さに理由付けがされていましたね。ただそれでも、第三艦橋の強靭さの説明にはなっていませんでしたが。というか作中2回も地面にドリフトしたのに壊れていないのはどういうことだ?
 波動砲での冥王星攻撃を進言するのが南部に変わっていました。まあ科学を屈服させるために科学者になり、木星での戦いで波動砲の威力に脅威を覚えていた真田さんが、安易に波動砲発射を進言するのはおかしかったですからね。あと食事の量がやけに少なかったり、古代に機械みたいだと思われたり、真田さんの秘密に対する伏線が張られていましたね。
 なんだ、ちゃんとガミラス人も吹き替えで喋るんじゃないか。これで総統も相当(ry
 旧作が製作された当時は、冥王星はまだ惑星の分類で、もっと大きな星だと考えられていたんですよね。しかし実際は月よりも小さく、現在では惑星のカテゴリーからも外れてしまいましたが。ゆえに波動砲を打ち込まれたら「「シュワット!!」「へぁ!!」」→「やめろ!!」→ポーヒー→デデーンになってしまうんでしょうね。
 旧作の山本明って、ブラックタイガー隊の中では、ワープテスト直前に満身創痍になりながらヤマトに帰還するという、数少ない見せ場のあるキャラなんですよね。そのためなのかどうなのか、今作でその名前を受け継いだ山本玲は、下手すりゃ雪よりも活躍してるんじゃねぇか、ってかもうヒロインでいいんじゃね? って思うくらい出番が多く目立ってますね。
 冥王星前線基地での戦いは大幅に変更されていましたね。旧作では基地内部に侵入して破壊するっていうものだったのですが、航空隊とヤマトとの連携攻撃になっていました。ってかヤマトって陸戦専門の部隊が存在しないんだよね。後にヤマトに一時的に乗り組むことになる空間騎兵隊が唯一そのポジションなのですが。
 デスラーが登場しましたが、旧作の性格や雰囲気を受け継ぎつつ、より底が知れない男って感じになっていましたね。イスカンダルからの助けの手が地球に差し向けられていたことを、唯一感づいていたようですし。