Primitive Ocean

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劇場版「空の境界」 第七章『殺人考察(後)』

 長かった全七章完全映像化もこれで最後ですが、物語の終焉に相応しい素晴らしい出来栄えだったといえます。まあどの章もクオリティがかなり高く、丁寧に作られていたので、最後の章だけ特別他の章よりもクオリティが高かったというわけではないのですが。七章はほぼ全てが描かれていましたが、それに加えて原作では出番のなかった鮮花が少しだけ顔を出していました。原作における本当のラストである『空の境界』は描かれませんでしたが、まああれは作品世界を補完するための解説みたいなものですし、式と幹也の物語としては第七章で完結しているので、これで良かったのではないかと思います。
 結局Remix以外は全ての章を劇場まで足を運んで観に行ったわけですが、私としてはそうするだけの価値はあったと思いますね。