Primitive Ocean

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ティアーズ・トゥ・ティアラ 第14話「白の精霊」

 これまでの話だと、戦闘に入っても各自個別に戦ってるって印象だったのですが、今回のオーガ戦では、オガム、アルサル、アロウン、オクタヴィアの4人による連携攻撃が繰り出されましたね。あと装甲の分厚いタロスに対し、アルサルが下部に弱点があることを見抜き、ひっくり返して剣を突き立てて倒すという頭脳プレーも披露していました。モルガンの高速連射や、スィールの魔法で槍を強化しての攻撃など、それぞれのキャラクターの高い能力を活かした戦いが描かれていましたね。
 12精霊と言われているのに壁画には13人描かれていて、その顔の部分が傷つけられている。まあこれまでの話で得られた情報から考えると、それがアロウンなんだろうけど。しかし、アルサルのアロウンや精霊に関する指摘は恐ろしく鋭かったな。アロウンの態度からすると、恐らくアルサルの指摘が核心を突いているんでしょうね。
 あれ? アロウンたちってルブルムを壊滅させたんだよな? あれだけの精鋭軍団を倒した相手を単なる辺境の蛮族呼ばわりするとは、元老院の奴らはよほど頭が悪いのか。あるいは、ガイウスが目障りになってきたので出撃せざるをえない状況に追い込んで、討ち死にさせる気なのか。まあいずれにせよ、これがアロウンの仕掛けた罠だというガイウスの読みについては深読みのしすぎなのでしょうけど。