ティアーズ・トゥ・ティアラ 第９話「襲撃」

　ブブルクスといいリディアといい、オクタヴィアは本当味方に恵まれないなぁ。強すぎて生真面目なことが孤立を生んでしまったのでしょうね。まあリディアはブブルクスと違って、歪んだ愛情を抱いているって感じでしたが。あの場でオクタヴィアに手を出せなかったのは、軍の命令に逆らえなかったためなのでしょうけど、それは模範的な軍人として生きるオクタヴィアに対抗するために、自分も軍の命令を守ることに命をかけていたから、と考えられますしね。だからこそ、オクタヴィアが上官に刃向かったことがリディアには信じられなかったのでしょう。
　ゲール族は捕虜はとらず、捕らえた敵は干し首って……。
　アロウンがオクタヴィアを剣技で圧倒していたけど、あれはアロウンが強いのと、オクタヴィアが足を怪我していたからだけでなく、自暴自棄になっていたため剣のキレが鈍っていたためでしょうね。