恋姫†無双 第十二席（最終回）「関羽、志を貫くのこと」

　なんか劉備が前回と比べて急に小物くさくなったなーって思ってたら、案の定こいつが紫苑を脅迫していた男でしたか。紫苑が劉備という名も本当のことかどうか疑わしいと言っていましたが、まあ十中八九偽名でしょうね。というか、愛紗たちが参戦するまで負け続きだったのに、その愛紗たちが離脱したうえに、作戦自体もかなり無謀だったにもかかわらず結局出陣するとか、馬鹿にもほどがあるぜ。愛紗たちが抜けたことで、戦力が落ちただけでなく、士気も相当下がっているだろうっていうのに。一度大口を叩いてしまったからには引くに引けないって考えたんだろうけど、この劉備に少しでも将としての才があったなら、絶対に出陣するなんて判断はできないはず。そのうえ暗殺未遂事件の黒幕で、襲撃されている民を武勲のために平然と見捨てるという人道的にも問題がある考え方をしている、本当に救いようのない男だったな。
　最終回に相応しく、英雄たちがまさしく獅子奮迅の活躍をしていましたね。星もようやく仮面を外して愛紗たちと再会できましたし。……ってウルトラマンかよ！