Primitive Ocean

 長文になる時用のブログ。

H2O 〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜 第九刻「穂積」

 ようやく琢磨本人の過去にまつわる話が語られましたね。過去を知っている大人たちは、子供たちと違ってやはり過去にこだわってしまうということなのでしょうけど、それでも表面的にはいろいろな問題が解決して、上手く行きつつあるようですね。だけど、なんだろう、なにか釈然としない。特に村長の態度がおかしいだろ。あれだけはやみを毛嫌いしていたはずの村長が、はやみの家の火事について過去は過去だとあっさり割り切るなんて妙だ。つーかかつてはやみの家を焼き討ちにしたのだって、あの村長が指導したことだろうし。因果応報とつぶやいていたのも気になる。それにほたるがほたるだと名乗りだしたことについても、結局どうなったのかまるで分からない。……なにか企んでるんじゃねぇか?
 釈然としないといえば、一応この話って現代、もしくはそう遠くない過去の話だよな? それなのに、いくら山奥の村だからって、一つの大きな一族が村人をそれこそ貧窮するまで搾取するなんていうことが可能なのか? 戦前じゃあるまいし。それに、もしそれが可能だとして、蜂起するまでの間、神楽家はなにもしなかったのか? なんか、しっくりこないんだよなぁ。というか、こういう話の流れって「ある事」を連想させるんだが、もしや……。
 ああそれと、今回ほたるが巫女装束を着て舞を踊っていたけど、その準備をしていた場所が教会で、祭りも教会の前で行われているってなんか妙じゃね? ああいう祭りって、普通神社でやるんじゃないのか? 祭りということの意味合いを考えると、なんか釈然としない。むぅ、釈然としないことだらけだ。なにか重大なことを忘れているのか?
 ついでに言えば、あの鈴に穴が開いていたのがどうにも気になる。
 照れまくっているゆいちゃんかわいいよゆいちゃん。