Primitive Ocean

 長文になる時用のブログ。

H2O 〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜 第八刻「音羽」

 冒頭から視聴者を突き放す超展開の連続でびっくらこいたぜ! あんな世界に放り込まれたら突っ込む突っ込まない以前に思考が追いつかないだろ(笑)。特におじさんは暴走しすぎ。つーかあれ考えたのは音羽? それともほたる? いずれにせよ、母親役に適当な人材がいなかったからムリヤリおじさんに母親役をやらせたとしか思えないな。そのうえ、すりガラス越しのシルエットとどう考えても噛み合ってねーし……。
 超展開の連続だったものの、最後は綺麗にまとめてましたね。恐らく音羽はやはり、ひなたの魂とほたるの想像力が生み出した存在であり、ひなたという殻に閉じ込められていたほたるの事が心残りで現世に留まり続けていたんでしょうね。しかし、ほたるが時ノ音の精霊の物語を完結させて自身の殻を破ったから、ひなたは思い残すことがなくなった。そして、後のことを琢磨に託して消えていったのでしょう。今回の不可思議な世界は、ほたるを救ってくれた琢磨への、音羽からの最後のプレゼントみたいなものだったのでしょうね。
 それにしても、今までも誘ってるとしか思えない行動を繰り返していたのに、今回は最後ということもあってか凄く積極的だったな(笑)。
 終盤のはやみを助けるシーンになにか重要な意味があるような気がしてならないのだが。いや、あの場面だけわざわざ第1話のシーンを再現し、なおかつ琢磨の目は見えるようにしていたってのが気になって。ううむ?