Primitive Ocean

 元々はゲームとアニメの感想を書いていたのですが、現在はほぼアニメ(ただし更新頻度は遅い)。あとたまに映画とか。

H2O 〜FOOTPRINTS IN THE SAND〜 第六刻「ゆい」

 あれれ〜、おかしいな。小日向家がかつて村を支配していたとか、それに対して反旗を翻したのが神楽家とか、私の聞いてた話と大分事情が違うぞ。もしかして、アニメ版では設定が変わっているのか? それだと、吊り橋の向こうに鬼が住んでるなんて話も、ただの比喩表現に過ぎなかったってことになるなぁ。
 時系列を整理してみると、ゆいの祖父が死亡する→神楽家が反旗を翻す→はやみとひなたが仲良くなる→はやみの家が焼き討ち、って流れでいいのか?
 ゆいが怨んでいたのは祖父の命を奪った小日向家であり、小日向はやみという個人ではない。だから、小日向家による村人への非道な振る舞いに直接関与していなかったはやみに対して、祖父を殺された怨みをぶつけるのは理不尽なことだってゆいは分かっていたんだろうな。けど祖父を殺された怨みを引きずっているゆいにとっては、そのやり場のない怒りをはやみにぶつけるしかなかった。そしてそのはやみが、全ての怒りを受け止めることで贖罪としていると知り、ゆいははやみを責められなくなった。小日向家はずっと昔に没落し、はやみは小日向家の犯してきた罪を受け入れている。だからあとは、自分の心の問題なんだって理解したんだろうな。
 今までどうも漠然とした違和感があったんだが、あの村長の言葉は特に違和感を覚えたな。ひなたが神楽の人間として相応しくない行動をしている、ではなく、まるで「神楽ひなた」という人間にあるまじき行為をしているのを責めているようだった。そういえば、前回のほたるのものと思われる音羽そっくりの遺影もなんか不自然だったな。ひなたは確か、「随分前に死んだ」「妹」と言っていたはずだ。ほたるの部屋も子供部屋みたいだったし。しかし音羽も遺影の写真も、そのわりには結構成長した姿だった。水夏の伊月みたいなケースかと思っていたが、これはどうも違う気がする。そもそもあの遺影だって、ほたるのものだとは一言も言ってない。ほたるの話の前後にあのシーンを入れることであからさまなミスリードを狙っているようだったし。実はほたるって、本当は死んでいないんじゃないか? もしそうなら遺影の人物は誰? なぜ村長とひなたはほたるが死んでいるということにこだわる? 少なくとも、よほど巧妙なトリックが仕掛けてあるのでないなら、遺影の人物が「ほたるという名のひなたの妹」でないのはほぼ確実だろうな。あとは村長の今回の言葉の意味をどう取るかか。……大体真相は見えてきた気がするのだが。
 しかし玉子焼き多いな。作りすぎだろ(笑)。