Primitive Ocean

 長文になる時用のブログ。

ef - a tale of memories. 第5話「outline」

 千尋の書きたい物語は自己の投影。だから自分一人では完結させることができない。そういう意味では、物語は今ようやく始まったと言えるのだろうな。しかし、鎖に繋がれた羊の話とか、結構重たい印象を受けるシーンがあるんだけど、蓮治の家でのラブラブっぷりとかで上手い具合に中和されてるな。
 細かいところだが、千尋はちゃんと「算数」と言ってたな。
 景は、紘への好意を優先させたことが千尋の事故を招いてしまったことに負い目を感じて素直になれないでいるんだけど、それが足枷になって前に進めなくなっているんだよね。ある意味景も、千尋と同じなんだよな。千尋が肉体的な理由で前に進めなくなっているのに対して、景は精神的な理由で前に進めなくなっている。そして、みやこや優子さんが景に指摘していたように、今のまま紘の傍にいるだけではどこにも行けないんだよね。
 千尋のためにef買ってもいいんだけど、第二部発売が来年の5月とは……。なんて遠いんだ。まあそれだけ期間があればさすがに延期とかはしないでしょうけど。