Primitive Ocean

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シュヴァリエ 第12話「祖国に眠れ」

 ロシア編最後の話でしたが、これまでの話の中で総合的なクオリティは最も高かったと思います。デオン対ボロンゾフの戦いで、久々に純粋にキャラクターの動きで勝負したバトルが繰り広げられましたし。ロシアでの戦いの終焉と、新たな戦いの地であるイギリスへの旅立ちが、上手く纏まっていました。というか、エカテリーナが格好良すぎ。
 これまでの話の流れからすると、機密局の裏切り者はロベスピエールっぽいんだけど、なんかそれだと単純な気がするなぁ。ロベスピエールが言っていた「彼」というのが誰を指すのかも気になるし。それとデオンは、ロベスピエールこそがリア殺しの犯人だと確信していたけど、まだロベスピエール自身はその事を語ってはいないんだよな。リアの遺体をセーヌ河に流したとは言ったけど。つまり真相に辿り着いたようにみえて、実はまだ全然辿り着いていないのかも知れないんだよな。
 OPの最後のシーンって、王家の詩によってフランス革命という結末をルイ15世が見るって意味なのか? それだと最後にフランスの国旗に使われている三色が空に浮かぶのも納得できるのだが。