彼らには過酷な日々を、そして僕たちには始まりを
TVアニメ版AIR
今日発売の第6巻で一応の完結(この後総集編と夏・特別編があるんで)ですが、総合的には本当に良くここまでやってのけたと思いますね。原作の雰囲気やシナリオもほぼ忠実に再現されてましたし、美少女ゲームのアニメ化が最近多いですが、その中でもずば抜けて完成度が高かったと言えますね。
最大の見せ場は11話の海岸のシーン。あれは反則でしょう。あのシーンだけ取れば原作すら凌駕していた気がします。ただ最終話がいまひとつだった。晴子と敬介が話しているシーンで、他のヒロインたちのその後が描かれているのは良かったですが、晴子がそらに語りかけているシーンの演出はちょっとやり過ぎだったかな。あと晴子が「あの二人」の話をするシーンが無かったのも残念。まあ細かいところではありますが。