進撃の巨人 Season2 第35話「子供達」
ユミルの過去話も、原作だとここでは明かされないんだけど、ユミルの心情を表現するにはここに入れるのがベストだったかも知れませんね。タイトルにも合っていましたし。
ベルトルトがアニのことを想っている伏線として、2人は特に親しい様子がないのに、なぜかベルトルトはアニの近くにいることが多い、というのがあるんだよね。で、気がついているのはライナーだけではなく……。
ユミル巨人体は、巨大樹の森のような複雑な地形で真価を発揮するのに、ウトガルド城はそれとは真逆の場所だったから、あれだけ苦戦したんだよな。
進撃の巨人 Season 2 第34話「開口」
マルコの死ぬ場面は、原作だともっとあとで描かれるんだけど、ライナーの異常な心理状態を表現するには、ここで描くのも悪くない選択だったと思います。
ユミルはライナーの心理状態について、話が噛み合わないことがあると言ってましたが、そういう場面って実際のところほとんどないんですよね。例の缶詰めの件があるくらいで。
エレンが「さる」ってなんだ? って質問する場面は、ちょっと分かりにくいんだけど、獣の巨人のことを知らなかったという意味以外にも、そもそもエレンたちは「猿」という生き物を知らない、という意味も込められているんだよね。その辺よく考えて設定されてるなって思いますね。
進撃の巨人 Season2 第33話「追う者」
今まで全然登場しなかったハンネスさんが、ここに来て急に、ミカサとアルミンの闘志を奮い立たせるという重要な役割を果たすうえに、未来のことについて語ったりする、実に分かりやすい死亡フラグを立てていましたね。
エレンたちの子供時代の話がより詳しく描かれていたから、ハンネスさんが取り戻そうとしている「日常」がよりはっきりと分かるようになっていましたね。
第2期があんまり人気出てないのはリヴァイ兵長の出番がないからに違いない。だって話の構成からすると、2クールやらないと次にリヴァイ兵長が活躍する話までたどり着かないだろうからな。というか2クールやって、戴冠式で終わりにすればちょうどいいと思うのに、なんで1クールなんだよ……。
進撃の巨人 Season2 第32話「打・投・極」
第二期で特に期待していた、エレン巨人体と鎧の巨人との対決の場面でしたが、思わず見入ってしまいましたね。お互いの信念を賭けた、まさしく激闘とも呼べる戦いが見事に描かれていました。ただ最後の、超大型巨人が落ちてくる場面は、長ったらしい印象があって、ちょっと構成が悪かったかな、とは思いましたが。
調査兵団が超大型巨人に挑みかかる場面も、スピード感があって良かったですね。
ハンジさんが巨人化したエレンとコミュニケーションがとれたことでものすごく感動していたところを、ミカサが病んでる目で見てて、そういえばミカサってこういうところもあったな、とか思い直してしまった。
進撃の巨人 Season2 第31話「戦士」
ライナーが自分の正体を明かす場面は、恐ろしいくらい淡々としているんだよね。アニの時みたいに、調査兵団が少しずつ追い詰めていって、最終的に巨人化せざるを得ない状況に持ち込んでいくのとは対照的なんだけど、これは観てる(読んでる)側に考える暇を与えず真相を暴露して、その後のシーンのインパクトを強めるためなんじゃないかなぁ。
エレンがライナーの真意を確かめようとしている場面の、動揺を押し殺しているエレンとか、自分の発言に困惑しているライナーとか、迫真の演技だったな。
前期で描かれた伏線がきちんと回収されました。あの時アルミンは女型の巨人の行動に疑問を抱いていたけど、その時は結局疑問に思っただけで、すぐ女型の巨人との対決に移ってしまいましたし。
サシャの報告ってそれだったんだ。ってかサシャ一人だけ空気読めてない。
進撃の巨人 Season2 第30話「ヒストリア」
自分の本当の名前を明かすときのクリスタちゃんがマジ天使過ぎて凄まじいことになっていた。作画担当は恐ろしく気合を入れていたに違いない。
雪山訓練のシーンで、エレンたちが捜索に向かおうとしていた場面が追加されてたな。というか、マルコに、トーマス……。
立体機動のワイヤーは2つあるから、戻す時の角度によってはアンカー同士が絡まる危険性もあるわけか。だから使いこなすにはそれこそ命がけの訓練が必要になるわけだな。
ユミル巨人体が、昔自分たちを襲った巨人だったと気付いたことに動揺していたから、ライナーはクリスタの足を掴んだまま離さなかったんだろうけど、あの角度からすると、うっかりクリスタのスカートの中が見えてしまって、それで動揺してたようにも見える。直前に結婚を決意していたし。
ねこあつめの家
まさかの実写映画化となった作品ですが、ねこあつめを現実世界で再現すると、こんな感じになるんだろうなぁ、という内容の映画でした。ねこを集めるためにグッズを買いそろえ、餌を用意し、色々なねこが訪れるようになって仲良くなっていく過程は、まんまねこあつめでした。
ただストーリーの方は、ほのぼのしているだけでなく、シリアスな場面ではきっちりシリアスにやっていましたし、現実世界の厳しさと、自由奔放に生きるねこ達との対比が上手く表現されていたと思います。恐らくは狙ってやっていたんだと思うけど、ヒロインのミチルは、わざとらしさが感じられず、リアルでもこういう人居そうだなって思いました。
原作での「顔」はしろねこさんだと思うのですが、意外にもしろねこさんは登場せず、代わりにちゃはちさんが「顔」になっていました。というかねこの演技とか大変だったんじゃないかなぁ、って思います。こんなにたくさんのねこが登場する映画っていうのも珍しいですし。
映画館は満員でしたし、子供連れとかも結構来ていて、ねこが登場すると「かわいー」なんて声をあげてました。こんなに人気なのに上映館少なすぎるだろ、って思いました。
進撃の巨人 Season2 第28話「南西へ」
ライナーとユミルのやり取りとか、原作だと重要な伏線がいくつか描かれている話なんだけど、演出なのか飛ばされていたな。後々回想ってかたちで描かれるんだと思うけど。
サシャが報告を持ってくる場面って原作にはなかったけど、なんだろう? そして相変わらずの芋女。
藤原啓治さんは病気療養中か。
小鹿が仕事してた。トロスト区では醜態を晒していたけど、あそこまでの異常事態が起きなければそれなりに有能、ってわけか。
進撃の巨人 Season2 第27話「ただいま」
サシャが輝く回。というか以降しばらくはサシャが活躍する場面ってないし。
故郷に帰り、父から認められたサシャとは対照的に、コニーには悲劇的な結論が待っているんだよなぁ。
そういえば、ライナーの問題発言がまだだったな。